社会の高齢化に伴い、介護業界におけるホームヘルパーの需要が高まっています。人材不足は年々深刻化しており、ホームヘルパーを確保しようと多くの事業所が積極的に動いています。
ホームヘルパーは、高齢者一人一人にしっかり向き合う仕事であり、コミュニケーションを重視したケアがしたい人に最適な仕事だといえます。
ホームヘルパーとしてキャリアアップする方法は色々ありますが、より良い待遇で働きたいと考えているなら、実務者研修の資格を目指してみると良いでしょう。
ホームヘルパーとして活躍するには、まず身体介護をする上で欠かせない介護職員初任者研修の資格を取る必要があります。そしてその次の段階という形で実務者研修という資格が存在しています。
実務者研修の資格は、研修時間数が450時間にもおよびハードルは高いです。しかし、介護福祉士国家試験を受験するために必要な資格でもあるため、キャリアアップを目指すのならぜひとも取得しておきたい資格だといえます。ちなみに、介護職員初任者研修を修了している場合には、研修時間が130時間まで免除されます。
将来的に介護福祉士になりたいと考えているなら、早めのうちに取得を目指しておいた方がいいでしょう。介護福祉士の資格を取得すれば、給与がアップする事はもちろん、任される業務の幅も広がります。やれる事が多くなるため、より仕事へのやりがいを持てたり、さらなる充実感を得たりすることができるでしょう。